花粉症の悪化には、このような要因もあるのでは!
急に花粉症の症状が悪化したことは、
ありませんか?
そんな時は、このようなことが、
悪化の原因になっているのかもしれません。
1、インフレンザなどの風邪の影響
くしゃみの回数が増えた
鼻水が止まらなくなった
かゆみが強くなった
このような症状だけだと判断しづらいのですが、
さらにこのような症状があったら、
風邪のせいかもしれません。
*ノドが痛い
*セキが出る
*体がだるい
*疲れやすい、疲れが抜けない
*体のどこかに痛みがある
*睡眠が浅い、よく眠れない
*頭がすっきりしない、気分がふさぎがち
*体の冷えを感じる、寒気が時々出る
気温が上がってくると、
風邪の症状がはっきりしない場合が多くなってきます。
もともと、花粉症と風邪とは、
判断しづらいところが多いので、
花粉症の症状が強く出たり、
*印のような症状が出た場合は、
風邪が原因で花粉症が悪化した、
と言うことを疑ってみた方が良いと思います。
2、食べ物の影響
アレルギーを起こしやすい食品であったり、
農薬や化学肥料・大気や水の汚染の影響がある。
食肉であれば、
飼育するときに使った、抗生物質や成長ホルモンの影響、
飼料に含まれる農薬、細菌などの感染などの影響が考えられます。
代表的な食品名として、
鶏卵・乳製品・小麦・甲殻類・そば・ピーナッツなど、
他にも多数あります。
以下の果物もアレルギーを起こしやすいので注意が必要です。
いちご・マンゴー・キウィ・りんご・桃・メロン・バナナなど
いちごが原因のアレルギーは以外と多いので、
気をつけた方が良いです。
それと、アレルギーを悪化させる恐れがある食品に、
チョコレートがあります。
さらには、食品添加物や化学調味料の入っているものを食べると、アレルギーの症状が悪化しやすくなります。
食べ物が原因の場合でも、
食べてすぐに、くしゃみ・鼻水・かゆみなどの、
症状が悪化すれば分かるのですが、
時間が経ってから症状が悪化した場合は、
分かりづらいことが多いです。
3、黄砂や大気汚染の影響
中国から黄砂が大量に飛んできた。
PM2.5などの大気汚染物質の濃度が高まった。
黄砂やPM2.5は、くしゃみ・鼻水・かゆみ
などの症状が強く出ることが多いです。
時期的にスギ花粉の時期と重なることが多い
黄砂やPM2.5などは、
スギ花粉の症状を悪化させることが多く、
スギ花粉の時期が終わっても、症状が治まらなくて、
他の花粉を疑ってみたら、黄砂やPM2.5などの影響だった。
そのような場合も多いです。
2016年4月6日14時時点でのPM2.5の観測結果です。
環境基準の35μg/㎥を超えている観測地点は、
日本全国で45地点です。
そして急上昇している地点は、150地点もあるのです。
ちなみに、環境基準を超えた場合は、
『 子供や高齢者・心肺疾患者は体調の変化に注意し、
不要不急の外出は控えましょう 』
と注意を促しています。
観測していない地点ではもっと数値が高い可能性も、
あるのですから、怖いですよね。
しかも、その状態でも、自分で数値を調べなければ、
わからないのですから、
自分の体は自分で守りましょう、ということです。
ちなみに東京では、81箇所ある観測地点の中で、
12地点が環境基準を超えています。
神奈川県では61箇所の観測地点のうちの2箇所で、
環境基準を超えています。
4月7日は0時〜6時の間が多いと予想されています。
朝のキレイな空気は自然の中だけなのですね。
東京都の平成26年の環境基準の達成率は、
8.7%だそうです。
オリンピックを開催するのであれば、
まず大気汚染をなんとかしないと、
選手も観客も環境基準を下回っていれば
大丈夫というわけではなく、
大気汚染がない方が良いのは間違いないので、
いつも汚れた空気を吸っていることを、
気にした方が良いと思います。
4、周りの人の影響
意外に知られていないのが、近くにいる人が、
体調や精神状態が悪いと、その影響で、
アレルギーなどの症状が悪化することです。
一番はっきりわかるのが、小さなお子さんです。
小さな子供に、花粉症などのアレルギー症状があるときに、
お母さんもアレルギー症状や風邪をひいていたり、
精神的状態が悪いなどの状態だと、
近くに寄っただけで、お子さんの状態が悪化します。
よーく見ているとわかるので、
確認できると思います。
お子様の体調を良くするには、
お母さんの体調を良くしなければなりません。
まとめると、
花粉症の症状が悪化したときには、
1、 インフルエンザなど風邪の影響
2、 食べ物の影響
3、 大気汚染の影響
4、 周りの人の影響
これらのことが考えられます。
その他にも、
寝不足や精神的ストレス、電磁波なども影響するので、
ご自分で排除できるようなことがあれば、
実践してみては、いかがでしょうか?
横浜市西区の鍼灸院
鍼治療幸 院長 横田 浩一 がお伝えしました。
最後まで、お読み頂きまして、
ありがとうございました。