ランニングで黄砂に負けた!
「 ランニングで7キロ位走ったら、
鼻の奥が痛くなって、
鼻水が止まらなくなりました! 」
走る前はなんともなかったのに、
走り終わったら、
症状が出て来たそうです。
走ったのは、横浜市の郊外、
住宅と、緑が多い所だそうです。
若い男性の方が、
治療を受けに来られました。
ランニングと書いたのは、
ジョギングのように軽く走ったのではなく、
ハイペースで走ったそうなので、
ランニングと表現しました。
私は、風邪かなと考えたのですが、
検査してみたら、
<< 黄砂 >>でした。
右の上顎洞に炎症が起きて、
痛みが出ていました。
黄砂の影響は、
脳以外の全身にありました。
気合を入れてランニングをして、
黄砂を一生懸命に吸い込んでしまったようです。
今年もこの季節がやって来たようです。
ランニングするのに、
マスクはできないので、仕方ないのですが、
マスクが活躍する季節となってきたようです。
黄砂にPM2.5そして花粉と、
アレルギーが出やすい、
辛い時期がやって来ました。
黄砂とPM2.5は、
治療後すぐにスッキリ!とは、なりにくいです。
毒性があるので、体の中にある限りは、
なんらかの影響が出やすいです。
今回の男性は、走っているうちは、
交感神経が優位になっていたために、
鼻や副鼻腔の異常は、
感じなかったようです。
でも、走り終わってしばらくすると、
副交感神経が優位になって、
体が、治すモードに切り替わるために、
症状が出て来たようです。
鼻水は黄砂を押し出すために大量に出て、
痛みは、血行を促進して、
異物に対応するために出たようです。
どちらも、治すために出た,
正常な反応です。
症状を抑えるには、
黄砂を体から排出する働きを、
高めてあげれば良いのです。
鼻水や痛みだけを抑えようとすると、
黄砂が体の中に残ってしまう可能性が、
高くなります。
体を治すためには、
何が原因なのかということと、
何をすれば良いのかを、
見極める必要があると思います。
最後までお読み戴きまして、
ありがとうございます。
横浜市西区の治療院、
鍼灸院 鍼治療幸
院長の横田浩一がお伝え致しました。